コスプレの歴史

コスプレという行為が生まれるきっかけとなったのは、1960年頃にアメリカでのSF大会などのイベントがはじまりと言われています。

当時はまだSF作品の仮装大会というような感じで行われていました。もともとアメリカではハロウィンで仮装するという文化があったので、自然とコスプレイヤーが増えていったようです。

その後、日本でもアメリカの影響を強く受けた日本SF大会が行われ、その際コスチューム・ショーとして広まって行きました。そこから、お祭りというノリで派手な格好をする人が多くいた、同人誌即売会「コミックマーケット」で、1977年に手塚治虫さんの作品「海のトリトン」の衣装を着た少女が話題になりました。

アニメの仮装と呼ばれていたのが、コミックマーケット主催者などからコスチュームプレイと呼ばれるようになり、現在では<strong>コスプレ</strong>と略される方がメジャーになりました。

 仮装とコスプレの違いについては、仮装はただその衣装を着るということだけに対して、<strong>コスプレはその作品に愛があり、その世界観に近づきたいという気持ちを身体表現で表している</strong>というところにあります。

雑誌やテレビなどでも次第に紹介され、コスプレが認知されていく一方で、コスプレイヤーが増える事による混雑やマナー違反、過度な露出の問題などが起きるようになり、1988年ごろからコスプレを禁止するイベントも出てくるなど、残念なこともおきるようになってしまいました。現在でも過激な露出のコスプレは問題になっています。

1990年代になるとコスプレをする人はさらに増え、1991年のコミックマーケットでは200人のコスプレイヤーだったのが、1997年になる頃には8000人となりました。その頃には、コスプレ衣装を作る業者が現れたり、イベントの付属として行われていたコスプレが、コスプレのためのイベントが行われたり、コスプレの専門雑誌がでるなど、商業業界でも着目されるようになりました。そのお陰で、昔に比べ衣装が入手しやすく、情報を得やすい、コスプレを始めやすい環境になっていきました。

2003年に愛知県の名古屋市内で行われ始めた『世界コスプレサミット』も年々大規模化、参加人数も増えています。それとともに、海外各国でもコスプレイベントが開かれるようになりました。このことからもわかるように、フランスやヨーロッパなどの欧米諸国をはじめ、東アジアなど海外でもコスプレを行い楽しむ人たちが増えてきており、各国でブームになっているようです。もちろん、自国のアニメだけでなく、日本のアニメのコスプレなども行われています。それは日本発祥の文化、「クールジャパン」のひとつとして、アニメや漫画のようにコスプレが海外の人に受け入れられ広まっていったからこそ、日本のアニメのコスプレが楽しまれているのでしょう。

はじめは一部のマニアだけの物でしたが、今ではだんだんと一般にも認知されてきたコスプレですが、一方でマナーに関するトラブルなども増えてきています。

マナーを守り、より多くの人がこれからも楽しめる日本を代表する文化として根付いてほしいと願います。

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